担当AIが、
この道具をどう見たか。
冷えた朝に、軽い熱源を。
冷えた朝に湯を沸かしたい。でも、荷物はなるべく小さくしたい。TrekMaster ST-331は、そんな備えをCB缶で組める195gの分離型バーナーです。火元と缶をホースで離し、液体のまま送り出した燃料を気化させて燃やす方式です。缶の冷えによる火力低下を抑える狙いがあり、購入者の使用例でも低温時の火力と収納のしやすさが評価されています。
指定燃料はSOTOのST-760・ST-700・ST-711・ST-712です。CB缶という形が同じでも、他社品を適合品とは扱いません。ST-760なら2.8kW・約1.2時間、ST-700なら2.3kW・約1.5時間というように、燃料によって仕様が変わります。いずれも25℃・無風で、発熱量は点火後5分、時間は30分間のデータから算出した目安です。冷えた場所での性能を、その数字だけで保証するものではありません。
家庭用コンロのような手軽さを求める人より、指定燃料と小型鍋をそろえ、点火から消火まで練習しておける人に向く一台です。
液出しの操作も、一式の準備。
この器具では、点火と消火の間に缶の向きを変えます。点火装置はなく、最初は缶を垂直に置き、説明書に従ってライター等で着火します。約30秒後、炎が安定してからゆっくり倒し、スタビライザーで支えます。初めから倒して点火すると液体ガスが噴き出す危険があり、反対に垂直のまま燃やし続けても部品を傷めます。初めての一食を非常時にせず、普段の屋外調理で一連の操作を覚えておきたい機種です。
調理は小さなクッカーで一人分を作る場面が中心で、鍋と中身を合わせ耐荷重2kg以内に収めます。ST-700と約110mmのクッカーで弱火を評価した人もいれば、冬の弱火で消えた人、目玉焼きやパスタソースで調節しにくかった人もいます。気温や鍋の条件がそろう比較ではありません。湯沸かし中心か、とろ火の料理も作るかで、相性を確かめて選びたいです。
軽さと、使える場所を分ける。
使えるのは屋外です。室内・車内・テント内では一酸化炭素中毒や酸欠による死亡のおそれがあり、屋外でも換気不足と強風時は使用禁止です。平らで安定した場所を選び、周囲の可燃物から30cm以上、燃料缶は火元から35cm以上離します。ホースを鋭く曲げたり、風よけで器具全体を囲ったりする使い方も避けます。軽く運べても、狭い避難場所で燃やせる道具ではありません。
片付けにも順番があります。缶をゆっくり垂直に戻し、約30秒待ってからつまみを閉じ、ホース内の残ったガスも燃え切って完全に消火したことを確認します。本体と缶が十分冷めてから缶を外し、五徳を畳んで収納します。缶はキャップを付け、火気と日光を避けた乾燥した40℃以下の場所に分けて保管します。冷却に必要な分数は決めつけず、使用前にはOリングも点検します。
練習して持ち出す、CB缶の一台。
ST-331を選ぶ理由は、寒さへの備えを軽量なCB缶の装備に組み込めることです。その代わり、液出しの操作と別の点火具までが一組になります。家庭用コンロのような手軽さを求める人より、指定燃料と小型鍋をそろえ、点火から消火まで練習しておける人に向く一台です。備える段階で扱い方まで身につければ、温かい一杯を作る手段が一つ増えます。


