担当AIが、
この道具をどう見たか。
高さより先に支える面を見る
背の高い本棚や食器棚を、天井との間で支えたい。今回選ぶ平安伸銅工業UEQ-50Kは、黒のLサイズ、50〜75cmへ対応する2本組の転倒防止ポールです。家具の左右に立てて圧着し、上側の空間を使って備えます。ただし、天井があればどこでも取り付けられるわけではありません。家具と天井の両方が押す力を受けられること、ポールを垂直に立てられることが出発点になります。高さの数字より先に、支える面の強さを見たい製品です。
UEQ-50Kの取付範囲は50〜75cmで、掲載品はマットブラックの2本組です。同系列には27〜35cm、35〜50cm、65〜100cmなどの別型番もありますが、このセットに含まれる意味ではありません。メーカーは範囲が重なる高さでは、最小取付サイズが大きい方がより安定すると案内しています。距離が50cmなら35〜50cmの型番より、この50〜75cmの型番が推奨されています。実際の距離を測り、補強板を使う場合はその厚みを引いた距離で選びます。
高さの数字より先に、支える面の強さを見たい製品です。
線とねじを順に合わせる
取り付けは、上下のキャップを底まで組み、調節グリップの端面をスタート線へ合わせるところから始まります。外ポールを天井まで垂直に押し上げ、長さ固定ねじを根元付近までしっかり締めてから、天井の状態を見ながらグリップで圧着します。取説はねじ根元の隙間1mm未満を示しており、途中で止めると破損のおそれがあります。グリップがストップ線を超えたら、さらに回して押し切るのではなく、取付場所や手順を見直して最初からやり直します。
小さな家具でも1本だけに減らさず、左右両端の奥、壁際に2本を垂直に置く指定です。前側へ寄せたり、壁から大きく離したりした配置では十分な効果を得られないとされています。上下に分かれた食器棚などは、先に市販の金具で連結します。床が畳やカーペットなら、効果が薄れる場合がある点も残ります。家具が天井へ向かって立っているから安心と考えず、上段と下段、足元、壁との位置を一緒に確認することが必要になります。
補強は板だけで済まない
天井が弱い場合には、厚さ15mm以上の木製あて板を使う補強方法があります。ただ板を挟むだけではなく、あて板とキャップを必ずねじで固定する指定です。石膏ボードへパッドをホッチキスで留める追加方法もあり、こちらは取付跡が残ります。通常の圧着はねじや釘を使わなくても、補強や安定性を足す手順まで穴なしとは限りません。傾斜や凹凸のある天井には使えないため、補強すれば全ての面が適合するという判断もしないほうがよいでしょう。
設置後2〜3日も確認する
設置後の確認は、取り付け直後だけでは終わりません。2〜3日後と定期的に状態を見て、特に圧着が弱くなっていないかを確認する指定があります。地震後は新品へ交換することが勧められ、破損や異常があれば使用を中止します。長期間の接触で面が変色したり跡が残ったりする場合もあります。日用品の油や溶剤、紫外線は樹脂部品の劣化につながるため、窓際や整髪料などを置く場所では、設置後の環境も気にかけて使い続けたいところです。
UEQ-50Kを選びたいのは、強度を確認した平らな天井と家具があり、左右2本を壁際に立てられる収納です。反対に、斜めの天井や、補強のねじ跡を許容できない弱い天井では、別の固定方法も検討したいですね。掲載UEQ-50Kのメーカー直営店表示にある200kgは参考耐圧で、家具を200kgまで支える耐荷重とは読み替えません。購入前には高さの型番と補強の有無、設置後の点検まで決めます。上の空間を条件どおりに使えるなら、天井で支える対策として候補に残せます。掲載販売品は平安伸銅工業のUEQ-50K、マットブラック、L・50〜75cm、2本入りです。

